患者の病気の改善に貢献できる

看護師は、日々多忙な職業だ。
病院内で走るのは、入院している患者もいるため禁止だが、走ってでも次の仕事に取り掛かりたいと思うほど仕事に追われている。
そんな中でも、給料はもらうのはもちろん、人のためになったと思うことでやりがいを感じることはある。

例えば患者に、「看護師さんが声をかけてくれたお陰で毎日、元気になってきているような気がする」などという声をもらったら、看護師になって良かったと思えるほど嬉しいものである。
患者を看護して一日でも早く病気や怪我を治すことが看護師仕事であるため、まずは精神的に支えることが大切な役目だ。
それができたとしたら、自分の実力が付いたと思って良いでだろう。
ただし、どの患者も同じように声掛けをして元気になるとは言えない。
人によっては、そっと見守って欲しいだけの患者もいる。
そういう患者には、あえて声掛けはせず笑顔で接するようにすると良いだろう。
検温や血圧測定など、患者に接する時に笑顔で優しく見守るだけでも満足する患者はいるものだ。
また、そんなタイプの人もやがて心を開いて話すようになることがよくある。
そうすれば、患者とうまくやり取りができて体調が良くなったところなどを褒め、病気の状態を改善につなげることができる。

このように、看護師にとってやりがいを感じる瞬間は、患者の病気の改善のお手伝いに自分が貢献できたという自覚を持てた時だろう。
そういう仕事ができるよう、日々精進しなければならない。